ブルターニュの港町ブレスト
ブレスト(Brest)はパリから西北に600kmほどの場所、ブルターニュ半島の西端に位置する港湾都市です。
ブレストに住んでいる地元の人がブレストの歴史について話してくれました。
元々は3〜4世紀にローマ人によって建設され中世はノルマン人による支配のブルターニュ公国として栄えた所です。その後ノルマン人支配から解放し、有名な100年戦争でイギリス軍の侵攻を受け、16世紀にフランスに編入されてからフランスとなったそうです。元々住んでいる人たちはフランス人ではないと話していました。
この時代 植民地に出向する船の港として、対イギリス上も重要な軍港です。
港町なので魚介類はとても新鮮で有名です。このあたりはオイスターやムール貝、かになどがよくとれます。
ここはペンフェルド川沿いのルクヴランス橋。この辺りは港で働く人たちが行き交う場所です。また、この橋は夜は夜景が美しいスポットでもあります。
ブレストの西端。リアス式の高い海岸に古い教会や城塞が今も残っていて、散策コースとしては最高です。近くに小さな砂浜もあり、夏は海水浴が出来るそうです。
今でも海の方に向かってたっている砲台。ヨーロッパの長い歴史を感じさせる場所です。